世界的にコーヒー需要が高まる中、いま日本の国産コーヒーが注目されている。農林水産省によると、コーヒー栽培にはコーヒーベルトと呼ばれる北緯25度~南緯25度の間の熱帯地域が適しているとされ、ブラジルやエチオピア、インドネシアといった世界の主要なコーヒー生産国が集中している。日本でもコーヒーベルトに位置する沖縄や小笠原のほか、鹿児島や岡山、群馬などで栽培が進んでいる。沖縄ではネスレ日本がコーヒーの栽培を進めている。元サッカー日本代表・高原直泰氏と協力して2019年からコーヒー栽培をスタートし、現在20カ所に増えた。国産コーヒーは輸送距離が短く新鮮な状態で入手可能になる。群馬・藤岡市ではミツウロコテックがコーヒーの栽培を行っている。ハウス栽培により自然災害の影響が少ない。国産コーヒーの未来について、ネスレ日本は「産業化できるかは現在は未知数。まずは希少価値の高い製品として普及していくのでは」、ミツウロコテックは「ハウス栽培技術の確立・規模拡大で輸入品と同等の価格実現も視野に入れている」と話した。国産コーヒーの「Bicerin OKINAWA COFFEE2023(40g 1万5120円)」を試飲して、大森は「上品な味」、萩谷は「酸味がしっかり効いている」、杉村は「コーヒー好きの方に飲んでもらいたい、全然違う」とコメントした。
住所: 兵庫県神戸市中央区御幸通7-1-15 ネスレハウス
URL: http://www.nestle.co.jp/
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