企業の間で人手不足が続く中、ネパールの人材の採用を検討してもらおうというセミナーが、福岡市で開かれた。福岡県で働く外国人労働者の国籍別ではネパールはすでに2番目に多くなっていて、セミナーには県内の企業の採用担当者などおよそ30人が集まった。この中では、駐日ネパール臨時代理大使が、ネパールでは古くから外貨獲得の手段として国外就労が行われ、政府が関与して人材を送り出すシステムがあることを説明した。セミナーを主催した団体の担当者が、ネパールでは多言語を話す人が多く言語習得能力が高いことや、年長者を大切にするといった日本と似た価値観があることなどを伝えた。その上で、現在は留学ビザで来日し日本語の習得から始める人が多いものの、今後はネパールで日本語や仕事の基礎を学び、即戦力として来日させる方針を政府が掲げていることを説明。日本ネパールデベロップメントフォーラムのポウデル・サントシュさんは、「ネパールの人材が適した業種があることを知って選択肢に入れてもらいたい」と話した。
