ネフェルタリの墓に描かれたケプリ神はフンコロガシの顔が描かれている。フンコロガシの宝石があしられた胸飾りがなどパラオの宝飾品にはフンコロガシがいっぱい。フンコロガシが古代エジプトでケプリ神の化身とされていた。ケプリには再生という意味があり、フンコロガシは再生の象徴だという。ケプリは昼間の太陽の運行を司る神であり、フンコロガシがボールを作って転がす姿を太陽の化身に見立てた。フンコロガシの食料は動物のフン。 触覚でフンのにおいを感じ取ってフンに向かって飛び立つ。ボールを作って転がしはじめる。フンを独り占めするため。安全な場所に移動したフンコロガシは土の中に埋めてゆっくり食べる。