池上彰が聞きたいこと、続いてのテーマは台湾有事の可能性。小原凡司は台湾有事はありうると思うといい、中国にとって台湾の“統一”はやるかやらないかではなく、いつやるかの問題、これをやらない限り中国共産党の統治に対する正当性が完結しないという。台湾を攻撃したら中国国民を殺すことになるのではと聞かれた小原は、中国人は中国人を攻撃しない、叩かないというが、台湾にいる中国人を叩くのではなく、台湾独立勢力を叩くんだ、中国人を叩くんじゃないということになるという。小原はロシアのウクライナ侵攻のときもそうだが社会が抵抗すると統治は非常に難しい、今の段階で斬首作戦だけをやるというのは難しいように思うなどと推測した。着上陸作戦、台湾に中国軍が大規模に攻め込んでいって、兵力が上がってくるようなシナリオが台湾有事のイメージだと思うが、そういう作戦は最後の最後だと思うと語った。