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9月28日 夜6時30分から放送の番組で、吉永小百合がテレビ東京初出演。池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
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池上彰がいま話を聞きたい30人のオープニング。中国軍事問題の専門家・小原凡司に話を聞く。
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池上彰が笹川平和財団上席フェロー・小原凡司に話を聞く。安全保障・中国軍事問題の専門家。小原は凡司という名前の由来について「父はもともとは凡平がいいと言った。父は広く司るということを考えたようです」、防衛大学校に入った理由について「義務教育を出たら自分で生きろと言われた。最終的には自衛隊。少年術科学校があった」、自衛隊に入った理由について「給料をもらって勉強ができる」などと述べた。池上彰が聞きたいことは(1)「軍備増強を進める中国の狙い」、(2)「台湾有事の可能性」、(3)「民間インテリジェンス組織『DEEP DIVE』とは?」。
軍備増強を進める中国の狙いについて話を聞く。中国の核弾頭保有数(長崎大学核兵器廃絶研究センター発表)は毎年100発ずつ増やしていると言われている。小原は「相互確証破壊に移ったのではないかと言われる。中国には中国の思惑がある。数が足りないと核抑止が効かないと懸念する」、「2035年までは増強を続ける」などと指摘した。核弾頭保有数はアメリカ5277発、ロシア5460発で作戦配備された核弾頭はアメリカ1770発、ロシア1718発(長崎大学核兵器廃絶研究センター発表)。6月、空母「遼寧」が第2列島線を超えた。小原は「通常兵力でも抑止したいと考える」、「(福建は)電磁カタパルトを3機つけている」、「遼寧はウクライナから購入した」、「スキージャンプ台を使うと燃料や弾薬を満載できないとも言われている」、「電磁カタパルトの最大の利点は早期警戒機を搭載できる。映画『トップガン マーヴェリック』に出てくる」、「電磁カタパルトで戦闘能力は飛躍的に上がる」などとコメントした。
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池上彰が聞きたいこと、続いてのテーマは台湾有事の可能性。小原凡司は台湾有事はありうると思うといい、中国にとって台湾の“統一”はやるかやらないかではなく、いつやるかの問題、これをやらない限り中国共産党の統治に対する正当性が完結しないという。台湾を攻撃したら中国国民を殺すことになるのではと聞かれた小原は、中国人は中国人を攻撃しない、叩かないというが、台湾にいる中国人を叩くのではなく、台湾独立勢力を叩くんだ、中国人を叩くんじゃないということになるという。小原はロシアのウクライナ侵攻のときもそうだが社会が抵抗すると統治は非常に難しい、今の段階で斬首作戦だけをやるというのは難しいように思うなどと推測した。着上陸作戦、台湾に中国軍が大規模に攻め込んでいって、兵力が上がってくるようなシナリオが台湾有事のイメージだと思うが、そういう作戦は最後の最後だと思うと語った。
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池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
9月28日 夜6時30分から放送の番組で、吉永小百合がテレビ東京初出演。池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
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笹川平和財団上席フェロー・小原凡司に話を聞く。小原は台湾有事で起こりうる戦闘について(1)「軍を出して圧力をかける」、(2)「壊して動けなくする」、(3)「封鎖して身動きをとれなくする」と指摘。「最初に大量のミサイルなどで台湾軍の動きを封じ込めて反撃できないようにしてから陸軍が上がっていくという戦い方をしたいのではないか」、「去年の珠海航空ショーで無人機コーナーがあり注目されたのが九天。100機の小型無人機を発進できる」、台湾軍の対応について「海岸で迎え撃つといっても叩かれると思う」、台湾有事の際の自衛隊について「日本の安全保障にとってどの程度の影響があると認定するかによって自衛隊の行動が変わる」、「日本がどう決心するかによると思う」、「アジア太平洋地域においては実力による現状変更が認められたんだというふうになりかねない」などと述べた。
小原は中国の台湾への軍事以外の攻撃について「工作員は台湾の人を懐柔する。軍の中にも多数いるっていうのは台湾で頻繁に摘発が行われている。前総統が反浸透法をつくって摘発に乗り出した。今まで行われてきたことが表に出始めた」、「台湾のインフルエンサーを大陸に招待。本当の目的は社会の分断だと思う。反中派が暴れてくれた方がいいと考えている」などと述べた。
対中国 日本はどうすべき?続きはテレ東BIZ。
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小原凡司は小泉悠さんと民間インテリジェンス組織 DEEP DRIVEを立ち上げたことについて、日本はなにかが起こってから対応したのでは遅いのではと語り、日本は領土に縦深性がない、ウクライナなどとは大きく違うところ、では時間的な縦深性を持ちましょう、早く知れば先に対応できるということで、兆候をいち早く発信しようということを念頭に置いて立ち上げた組織だと説明した。もう一つは情報のハブになりたいといい、政府は非常に多くの精密な情報を持っているので、それに対抗するつもりはない、ただ政府が持っているのは秘密なのでみんなにどうぞと見せてもらうわけにいかない、民間のと言っているのは私たちは公開情報を使う、公開情報を分析するとこうなるというのを社会に知らせたいなどと説明した。池上は、アメリカの戦争研究所は民間のシンクタンクが公開情報で次々とウクライナ情勢に付いて発表しているがあんなイメージかと質問。小原はもう一つやりたいこととしてオタクのハブになりたい、オタクの肩書きロンダリングと語る。
池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
9月28日 夜6時30分から放送の番組で、吉永小百合がテレビ東京初出演。池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
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小原凡司がもう一つやりたいこととして、オタクのハブになりたい、オタクの肩書きロンダリングをやりたいと話す。衛星画像分析をやっているがわからないことがいっぱいある、オタクの中には例えば戦車の砲身をみただけで、その砲身がどの工場で作られているということまで分かる人がいると聞いたことがあるし、そういった方の知見は極めて重要だし、色んな知見が必要で、私達が見られるところはほんの一部でしかない、みんなの知見を集めたいが日本ではなかなかそういう情報の価値を認めてもらえなかったのではないか、そういう方たちにDEEP DIVEで研究員という名前が付けられれば、そういった方達が持っている知見を生かしてもらえるんじゃないか、などと話していた。これはヨーロッパのベリングキャットのような事ができるようになりたいとも話していた。
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9月28日 夜6時30分から放送の番組で、吉永小百合がテレビ東京初出演。池上彰×吉永小百合 昭和100年の番組宣伝。
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この番組はTVerで配信。
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2025年8月30日(11:03)