フランスパリのノートルダム大聖堂が5年前の火災からの再建工事を経て一般公開されるのを前にマクロン大統領が修復状況を視察、内部が初めて公開された。火災で崩落したアーチ型の天井は細部まで復元され、すすなどが付着した壁や柱も清掃されたことで建物の内部は建設当時に近いクリーム色に。ステンドグラスも内部を明るく照らしていた。また8000本ものパイプが入っている巨大なパイプオルガンも一つ一つ取り外して洗浄されたという。マクロン大統領は「ノートルダムの火災はフランス国家の傷だったが皆さんの決意と献身が不可能なことを成し遂げた」とねぎらった。来月7日に各国の首脳なども招いて式典を開いたあと、8日に最初のミサが行われ、一般公開が始まる予定だ。