今年のノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことについて米国のバイデン大統領が声明を発表した。「米国を代表して心からお祝いする」と祝意を示した。13日に発表された米国バイデン大統領の声明。日本被団協の受賞について「核兵器が二度と使用されることがないようにするための歴史的な活動が評価され、ノーベル平和賞に選ばれたことを米国を代表して心からお祝いする」と祝意を示している。去年5月の広島訪問にも触れ、「被爆者の方とお会いした際に強く感じたように私たちは世界から核兵器を最終的かつ永久に廃絶する日を目指し、前進を続けなければならない」と訴えている。そして「米国は核の脅威を減らしていくために前提条件なしにロシア、中国、北朝鮮と協議を行う用意がある」とした。ただ、世界では核兵器の脅威が高まっていて、その道筋は険しいまま。