カンボジアではポル・ポト政権による虐殺の影響が50年を経た今も影を落としている。教育の問題が大きく、病院ができた当初に比べて教育水準は上がっているが、大学を卒業した後の研修が十分ではなく多くの経験が必要な手術の技術などが追いついていないという。国民の医療に対する信頼が低いという事情もある。病院ではこれまで定期的に日本人医師を現地に派遣して、現地スタッフの育成に力を入れてきたが、日本人が現地に行けないという状況があり危機感を強めたという。新らしい病院はこれまでの2倍の規模となり、人材育成が急務。
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