米国のトランプ次期大統領が選挙後はじめて1時間以上に及ぶ記者会見に臨んだ。就任前にウクライナや中東情勢、中国など外交関係について語った。トランプ氏と日本のソフトバンクグループの孫正義社長、フロリダ州にあるトランプ氏の自宅で会談を行った後記者会見を開いた。会見でトランプ氏はソフトバンクグループが米国へ1000億ドル(152兆円余)の投資を行うと発表。孫氏は2016年の大統領選挙後米国で500億ドルの投資を約束、今回はその2倍の額となった。会見でトランプ氏はウクライナ情勢について、双方と対話して止めなければならないなどと話した。中東情勢については人質解放に向けイスラエルと努力を続けているなどとした。また、シリアのアサド政権崩壊についてはトルコの関与があるとの見方を示した。中国についてはともに世界の全ての問題を解決できるなどとした。来月行われる就任式に習主席を招待したことについては「彼と話していないため出席するかは分からない。」などとした。