福島県二本松市のみそ・しょうゆ店「国田屋醸造」の皆さんのご飯を、併設の「蔵カフェ 千の花」で見せてもらった。「ひきな煎り」は大根と凍み豆腐の千切りを炒めてからみりん、めんつゆ、醤油を加えて味付け。農家からもらったさつまいもは白菜・長ねぎ・油揚げとみそ汁を作り、小麦粉と片栗粉を練って落とし「だんご汁」と呼ばれるすいとんにした。片栗粉を加えただんごはつるっとした食感に仕上がるという。「いかにんじん」は千切りにんじんのしょうゆ漬け、酒に漬けたするめいかの千切りをめんつゆとみりんで和えたもの。千切りの細さや漬け込む長さは家ごとに異なるという。「ハヤトウリの漬物」はしその実の米麹漬けと一緒に。スタッフに今年1年について聞くと、ベテランスタッフや別の従業員の母親が亡くなったが新しい風が吹くと思って頑張りたいと述べた。