大阪関西万博の日本政府のパビリオン「日本館」が昨日公開された。日本館は「循環」をテーマに3つのエリアで構成されていて、外観は木の板で円を描くようにデザインされ、万博終了後にも再利用しやすいよう板に塗装がされていない。今後、壁には火星の石のかけらが埋め込まれ、来場者が実際に触ることができるようになる。ワカメやマリモなどに扮した緑色のハローキティが並ぶエリアでは、二酸化炭素を吸収することから温暖化問題解決への切り札として注目される藻類の魅力を伝える。日本館は来月末に完成する予定で、主催国として各国の首脳らをもてなす拠点となる。