豊洲市場ドットコム 青果バイヤーの八尾昌輝さんが、南国フルーツにて解説。南国フルーツは追熟するもの・しないものに分かれるという。沖縄産パイナップル「サンドルチェ」は、2017年に誕生した品種で、高糖度でジューシーなのが特徴。パイナップルは追熟せず、常温で約1週間、冷蔵で約2週間持つという。同じく沖縄産の「ホワイトココ」は、2022年誕生、白い果肉とココナッツの風味がするのが特徴。美味しいパイナップルの選び方は、葉っぱが枯れていないこと、下膨れの形と重さがあること、底部から甘い香りがすること。酸味のあるパイナップル「ゴールドバレル」は、香りが強く味も濃厚。次に南国フルーツのバナナを紹介。沖縄産の「アップルバナナ」は、流通量が少ない基調な品種で、リンゴのような風味が特徴。台湾産「台湾バナナ」は、日本に初めてきたバナナで、独特のもっちり食感と濃厚な甘さが特徴。ミキサーにかけてシェイクにして飲むのもオススメ。次にライチを紹介。「みやざき生ライチ」は、甘みが強い品種。ライチは茎付近に指で割れ目を入れ、皮を割るように半分に開くと美味しく食べられる。ベトナム産の「ロンガン(龍眼・竜眼)」は、シャリッとした食感で火鍋の漢方で使われる。