赤沢経済再生担当大臣は、16日、ホワイトハウスでトランプ大統領と約50分会談し、アメリカ側からは、ベッセント財務長官やラトニック商務長官らが出席した。トランプ大統領は、アメリカの関税措置について説明し、日本との協議は最優先だと発言したという。その後、トランプ大統領は参加しない、赤沢大臣とベッセント長官ら閣僚級の会談が約1時間15分行われた。赤沢大臣は、アメリカ側に対し、相互関税などについて極めて遺憾だと伝え、見直しを強く求めたとしている。日米両政府は、関税をめぐって、可能な限り早期に合意し、首脳間での発表を目指すこと、今月中にも2度目の閣僚級協議を開くことで合意したことを明らかにした。赤沢大臣は、為替をめぐる議論は行われなかったと説明している。トランプ大統領は日本時間17日朝、貿易に関する日本の代表団と会談できたことを光栄に思う、大きな進展だなどとSNSに投稿している。