TVでた蔵トップ>> キーワード

「ハンチバック」 のテレビ露出情報

この日インタビューに応じてくれた芥川賞作家の市川沙央さん(44)。「ハンチバック」で受賞したからの反響として市川さんは「去年まではただの病人だったので、急に注目されるのは私かヌートバー選手ぐらいだ」などと話した。10歳で筋疾患の難病「先天性ミオパチー」と診断され、人工呼吸器を装着しているため、発話が困難な状態である。「ハンチバック」は市川さんと同じ病気の女性が主人公の物語である。第169回芥川賞・直木賞のスピーチでは「私が喋ると炎上するので気をつけたい。昔ナベツネが”悪名は無名に勝る”と。ハンチバックは怒りだけで書き、復讐するつもりだった」などと話した。市川さんはハンチバックで「紙の本を憎んでいた。目が見えたり本が持てたり読書姿勢が保てることなど5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた」などと綴っている。市川さんは受賞後の会見で「一番訴えたいのは読書バリアフリー」が進んでいくことである」と話した。
市川さんが訴える「読書バリアフリー」とは、重度障害者や視覚障害者など誰もが読書を楽しめる環境を整えるようにすることで、読書環境の整備を国や自治体の責任と定めた「読書バリアフリー法」も施行されているが取り組みは中々進んでいない。市川さんは「本を両手で支えながら読むのは体に負担がかかる。自分の体では本を管理したり持ち運ぶことがとても難しいが電子書籍は自分にとって福音だった」などと話した。ホラン千秋さんは「電子書籍が進む中で紙媒体の本を惜しむ声が多いことについて」聞くと、市川さんは「例えば階段だけだと登れないがエレベーターを着ければ2階に上がれる。無くせとは言わないが大切なのは選択肢を確保してほしい」と話した。また市川さんは「あらゆる人のニーズに選択肢を用意していくことが大事である」などと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月23日放送 9:30 - 11:45 TBS
王様のブランチ(BOOKコーナー)
文芸書ランキングTOP10。10位の「山崎怜奈の言葉のおすそわけ」はタレントなどマルチに活躍する本乃木坂46山崎怜奈のフォトエッセイ。
文芸書ランキングTOP10。9位の「ハンチバック」は第169回芥川賞を受賞した市川沙央の著書。難病を患う主人公の心情と健常者への皮肉を鋭く描いた衝撃作。
文芸書ランキングTOP10。8位の「君のクイズ」は日本推理作家協会[…続きを読む]

2023年11月7日放送 15:49 - 19:00 TBS
Nスタ地球を笑顔にするWEEK
SDGsウィークのコーナー。本日は4番と10番のテーマを紹介。誰でも読書ができるアクセスが出来るようになりたいと訴えるのは芥川賞作家の市川沙央さん(44)である。10歳の時に筋力が低下する難病の「先天性ミオパチー」と診断された。病気の中で小説の応募を続け、今年7月に「ハンチバック」で第169回芥川賞を受賞した。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.