米国・バイデン大統領は16日、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉について「合意が間近に迫っている」と強調し、仲介外交を加速させる意向を示した。また、ともに交渉を仲介するエジプトとカタールの首脳とそれぞれ電話会談し、両首脳から米国の新提案に「強い支持が示された」と振り返った。今後、数日間で細部を詰め、合意に向け来週にもエジプトの首都カイロで協議を再開する予定。また、ブリンケン国務長官は17日にイスラエルでネタニヤフ首相と会談の見通しで、米国は再協議を前に外交圧力を強めている。さらに、米国国務省は「最終合意を妨げる行動」を控えるよう呼びかけた。