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「ハーグ(オランダ)」 のテレビ露出情報

長崎の戦後の歩みは、常にもう一つの被爆地・広島を意識するものだった。被爆から2年、GHQのマッカーサー元帥が広島にメッセージを送ると、長崎に対しても声明を望む投書が寄せられた。広島で原爆の日に平和祭が盛大に行われると、なぜ長崎では行われないのか、不満が渦巻いた。被爆から4年を迎えると、広島を追いかける形で11日間に渡る盛大な文化祭。打ち上げ花火に盆踊り大会が行われ、記事には「あの日の犠牲がきょうの佳き日を招いた」とある。被爆の遺構を保存するか否か。広島も長崎も議論が揺れた。広島は被爆から21年たって、原爆ドームの保存が決まった。長崎では、被爆4年後から長崎市長の諮問機関で議論を重ね、浦上天主堂の廃墟を保存することで固まっていた。田川務市長(当時)も保存の意向を示すも、1956年の訪米後、態度を変える。市議会は全会一致で保存を決議するも、市長は「原爆の悲惨さを物語る資料としては適切にあらずと」頑なだったという。そして廃墟は撤去され、その一部だけが爆心地に移築された。山田かんは「残されたものは原爆の矮小化の危険さえはらむミニチュアにすぎなかった」などと指摘した。
怒りの広島、祈りの長崎。かつてそう言われた被爆地が共に大きく踏み出した年がある。元広島市長の平岡敬さんは、戦後50年、国際司法裁判所で伊藤一長長崎市長(当時)とともに、核兵器の使用は国際法違反と訴えた。アメリカの核の傘に頼る国の方針と異なる陳述をすることに伊藤市長は悩んでいたという。そんな伊藤さんの背中を押したのが平岡さんだった。平岡敬は「広島は国際法違反ということで行くから、足並みを揃えたほうがいいよといった」という。伊藤さんについて、平岡は「すごく平和運動に熱心になった たぶん陳述がきっかけだと思う」などと話していた。それから30年、核なき世界は遠ざかるばかり。平岡さんは、アメリカに過ちを認めさせることが核兵器廃絶の第一歩だと考えている。詩人・山田かんは、昭和天皇崩御の朝に思い出していたのは、被爆翌日の父の姿だった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年10月23日放送 16:00 - 16:05 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
ガザ地区への人道支援をめぐり、ICJはイスラエルは占領国として国際法に基づき日常に不可欠な物資を供給する義務があるとする意見を出した。イスラエル外務省は断固として拒否するとのこと。

2025年10月23日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
国際司法裁判所所長はガザに食料などを遅滞なく分配する責務がイスラエルにあると表明した。これにイスラエル外務省は「国際法を政治利用している勧告を拒否する」という声明を発表した。

2025年9月24日放送 13:00 - 13:05 NHK総合
ニュース(ニュース)
西アフリカの「ブルキナファソ」「マリ」「ニジェール」の軍事政権は22日、共同声明を発表し、ICC(国際刑事裁判所)からの脱退を表明した。ICCについて、戦争犯罪や人道に対する罪などを訴追する能力に欠けていると批判した。3か国はこの地域で影響力を拡大しているロシアとの関係を深めていて、ICCがプーチン大統領に逮捕状を出していることへの反発もあるとみられる。

2025年8月15日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
自国第一主義を掲げるトランプ氏の再登場で世界の安全保障を取り巻く環境が大きく変わった。ヨーロッパ各国はアメリカの求めに応じる形で国防予算の増大に突き進み、大国ドイツでは徴兵制再開の足音も。世界情勢が軍拡へと大きく傾く中、日本では先月出版された「『あの戦争』は何だったのか?」(辻田真佐憲著)が話題になっている。1941年に始まった太平洋戦争だけでなく、そこにつ[…続きを読む]

2025年8月10日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング風をよむ
戦後80年、広島と長崎は原爆の日を迎えた。6日に行われた式典で広島県・湯崎英彦知事は世界の現状を憂いた。ロシア・プーチン大統領は核による恫喝を繰り返しアメリカは核戦力の近代化に力を注ぎ戦術核の開発を進めている。北朝鮮も戦術核の開発を進め新型の駆逐艦に搭載が可能という見方もある。世界各国は防衛費の増額を迫られている。トランプ大統領はNATO加盟国に対しより一層[…続きを読む]

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