「バイオハザード」最新作の開発現場を取材。ディレクターのアンポ氏は第1作から参加し、ゲーム動作をチェックしていると、不具合が頻発していた。修正には数日を要することもあるなか、締切が迫りつつあった。品質管理室ではテストプレイを重ねてバグを探していて、「文字」では文字化けしていないか、各国の言語は間違っていないか、「橋から落下」では正しくゲームオーバーするか確かめる。同室のリーダー、イトウ氏は開発へバグの修正を依頼するが、修正作業が雑すぎるとディレクターのアンポ氏らに指摘した。
プロデューサーのヒラバヤシ氏は「もっと暗いほうが怖くなる」と開発チームに再調整を指示した。一方、品質管理室は「バグが出るから変更しないで」と要望していた。板挟みにあった開発チームは冒頭から再調整するも、「やっぱり暗くて遊びづらい」と言われてしまった。そこで霧を出したり、装飾をつけることで道標とするなど工夫を凝らし、ヒラバヤシ氏は「よくなった」と高評価。後日、イトウ氏からも好意的な意見が寄せられた。
プロデューサーのヒラバヤシ氏は「もっと暗いほうが怖くなる」と開発チームに再調整を指示した。一方、品質管理室は「バグが出るから変更しないで」と要望していた。板挟みにあった開発チームは冒頭から再調整するも、「やっぱり暗くて遊びづらい」と言われてしまった。そこで霧を出したり、装飾をつけることで道標とするなど工夫を凝らし、ヒラバヤシ氏は「よくなった」と高評価。後日、イトウ氏からも好意的な意見が寄せられた。