FNS27時間テレビで行われた100kmサバイバルマラソン、ハリー杉山さんが優勝した。この日のために自らを鍛え抜いた努力と、限界を超えても走り続けられた原動力に迫った。一昨日会場にやってきたのは本番の約6時間前、控室でハリーさんに設楽さんから山盛りのバナナと激励の手紙が届けられた。フルマラソン完走経験もあるが100kmマラソンは今回が初めて。本番に向けて入念な準備を進めてきた。午後7時スタート、福島県・Jヴィレッジのグラウンドを中心とした1週5kmのコースを走り、後方30mを走る鬼に追いつかれると脱落となってしまう。20kっまでは脱落者はなくハリーさんも余裕の表情だったがスタートから25kmをすぎると池谷直樹さんが初の脱落者になりその後も脱落者が続出した。50kmを超えるとハリーさんの体にも異変が起こり「全身痛い」とのこと。また65kmをすぎると口数が減り、70kmを超えると立つ時にふらつきが。気温の高さも追い打ちをかけ立ち上がるのもきつい状態となったが95kmを走破。残り3kmで残ったランナーは6人、ペースメーカーが外れガチコン勝負が始まると、ハリーさんはスパートをかけワタリ119さん、大倉士門さんが続くかたちとなり、残り1kmでハリーさんが再びスパートをかけ独走状態になりトップでゴールテープを切り賞金1000万円を獲得した。