スペインのグラナダで行われたヨーロッパ政治共同体の 首脳会談が行われた。参加したのは加盟国に加え、今後加盟を目指すウクライナやモルドバなどバルカン半島の首脳ら。ウクライナのゼレンスキー大統領は今後の最優先課題として防空能力の強化を挙げ、各国からの支援を訴えた。またEUへのウクライナの加盟に向け、ゼレンスキー大統領は交渉を開始するか、各国に支持を訴えると見られる。一方でEUのウクライナへの支援は総額810億ユーロとなっており、支援疲れも指摘されている。EUの軍事支援はすべての加盟国の同意が必要となっており、加盟国の国民の間では支援継続に温度差が見られているという。