2023年12月16日放送 7:30 - 8:00 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
(関東甲信越)

出演者
南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(関東甲信越のニュース)
悪質ホストクラブ 被害防止を呼びかけ

昨夜新宿歌舞伎町にて悪質なホストクラブの被害防止の呼びかけが都の職員らから行われた。悪質なホストクラブでは客の飲食代金を店やホストが立て替え後から「売掛金」として請求し、女性が返済のために風俗店で働かされ売春を指示されるケースが相次いでいる。昨日は相談窓口の連絡先を貼った使い捨てカイロや被害事例を紹介したチラシなどを都の職員が配布した。都の担当者は困ったことがあれば相談していただきたいと語った。

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歌舞伎町(東京)
丸型ポストにしめ縄

埼玉県東秩父村郵便局前にある丸型ポストにしめ縄が巻かれた。ポストは70年近く前に作られ今も使われている。この郵便局でかつて局長を務めた大久根宏さんは20年以上に渡って年末になるとしめ縄を作っているという。今年も妻の重子さん鏡餅や手作りの毛糸の防止を飾りつけた。昨日からは年賀状の受付が始まり、近くの城山保育園の子供たちが年賀状を投函した。大久保さんは身近にあるポストに年賀状を入れてもらい”ここの村にいてよかったな”と子どもたちがなってくれればと語った。

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“小津安二郎監督 生誕120年”直筆の書画など 展示

日本映画の巨匠小津安二郎監督の生誕120年を記念して直筆の書画などおよそ100点の展示会が神奈川県鎌倉市で行われた。小津安二郎が晩年を過ごした鎌倉市にある鎌倉芸術館で行われた。母親と暮らした北鎌倉の邸宅の情景を詠んだ短歌や自身初のカラー映画「彼岸花」で使用したスウェーデン製の赤いやかんの展示も行われた。鎌倉芸術館の担当者は鎌倉芸術館はかつて小津監督が様々な映画を撮影した松竹大船撮影所があった場所にある。小津監督の人柄や魅力が感じられるので、映画の世界をより楽しんでもらえると思うと語った。展示会は今月19日までの開催だ。

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卒業生がモンテネグロ首相に 国際的な人材教育に注力

今年10月31日モンテネグロの首相にミロイコ・スパイッチ氏が就任した。スパイッチ氏は国費留学生として埼玉大学経済学部で4年間学び2012年卒業。スパイッチ氏は在学中に”日本がアジアで果たすべき役割”の論文を書き「学生小論文コンテスト」で優秀賞を受賞。埼玉大学の坂井貴文学長は「本学で学ばれたことを生かしモンテネグロの発展と安定に貢献することを心よりお祈りし、日本とモンテネグロの関係を強化してくれることを期待している」とコメントした。現在埼玉大学は117の留学生が在籍しており、国際的な人材教育に注力していきたいとした。

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(中継)
あすから羽子板市 東京 浅草 浅草寺

あすから羽子板市が行われる。仲見世の奥には羽子板の店が並ぶ。江戸押絵羽子板は色鮮やかだ。200以上のパーツでできているものもある。伝統工芸士は、江戸時代から続くという。干支羽子板を紹介する。龍の羽子板がある。鯉が龍になったような羽子板も。

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土曜すてき旅
東海道 川崎宿 400年 街道の名残を楽しむ

今年は川崎宿ができて400年、東京が見える橋から川崎市、かつての東海道を辿っていく。旧東海道は今、ビルの谷間を通っており、マンションなどが立ち並んでいる。通り沿いにある観光施設を覗くと、川崎宿のジオラマがあった。川崎宿は東西およそ1.4km、品川宿と神奈川宿の中継地として1623年に開設された。川を渡ってすぐのところに人気の食事処「万年屋」があり、当時のガイドブックに掲載されていた。万年屋は明治時代に無くなってしまったが、現在も東海道沿いに茶飯を出すお店があり、宿場の名物を復活させようとレシピを研究し、10年前から提供しているという。大豆や雑穀などをお茶で炊いた混ぜご飯は、お茶の香りがほのかにして美味しいとのこと。

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さらに進むと、「田中本陣」の跡地があり、ゆかりの食べ物の三角おむすびが近くのスーパーでも売っている。三角形が川崎宿のゆかりの理由は、約300年前に徳川吉宗が将軍を継ぐため東海道を下って江戸に向かうときに供されたのが三角おむすびだったという。また、そのエピソードを元に歌と踊りが作られた。発案した池田さんは川崎宿400年を祝うためおむすびをテーマに6年前から活動を開始し、今年は市などが開催する川崎宿の記念イベントで披露された。また、池田さんはこの400年のために本陣についての古文書を調べ、丸いお盆に三角形の絵と「御紋結」の文字で確信したという。

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おむすびおむすび音頭川崎宿川崎(神奈川)徳川吉宗東海道東海道シンポジウム2023川崎宿 ~むすび つながる 東海道~

1694年に江戸を立ち、伊賀へ帰る松尾芭蕉が川崎宿の外れの小さな茶屋で門人たちに見守られて一句を読んだ。松尾芭蕉が読んだ麦にちなんだものがあるお店を訪ね、川崎で醸造している苦味も少なく飲みやすいビールを頂いた。400年を記念して500年前にブルワリーを開いた岩澤さんは曾祖父の代からここに住んでおり、戦争で焼けて古いものがなくなっている状態だったが、経営する会社の事務所ビルを改築し、宿場の名残を感じるものを作ったという。ビールの銘柄は、この街の始まりとなった年の「1623」とつけた。ビル街を通る道に江戸の宿場の面影を感じる川崎の街を紹介した。

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(関東甲信越のニュース)
月に1回 1時間の生放送 受刑者向けラジオ番組

「二度と聴いてほしくない」と願って放送されるラジオ番組がある。月に1回 1時間の生放送だ。受刑者向けラジオ番組だという。この放送は刑務所内限定。放送が流れているのは府中刑務所。1500人が服役する日本最大の刑務所だ。放送開始は17年前。番組は今年9月に放送200回を迎えた。制作しているのはディレクターの岩松真也さんと長谷川理沙さん。番組誕生からたずさわってきた。岩松さんは調布FM局で、長谷川理沙さんはフリーのアナウンサーとして働く。番組のきっかけは受刑者に社会とのつながりを感じてもらいたいと刑務所から以来されたという。どんな番組がふさわしいか考えたという。誰かを傷つけて入っていることは考えたという。リクエスト中心の歌番組にしたという。テーマを決めたという。きょうの番組の感想を読むこともあるという。毎回、応援の言葉をかけて番組を締めくくる。社会でもがんばってくださいと言う。出所するときに、これからも長く続けてくださいと言ってくれるという長谷川理沙さん。それでも自分としては二度と聴いてほしくないという。番組に寄せられるメッセージは一月で100件ほどになるという。番組を届ける人の思いは何度もかみしめてほしいという。

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(交通情報)
鉄道JR

東京駅を背景に交通情報を伝える。

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(エンディング)
エンディングトーク

浅草の映像を背景に、羽子板市の紹介をし、挨拶をした。

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(番組宣伝)
週末のNHK

「プロフェッショナル仕事の流儀」「大河ドラマ舞台裏スペシャル もうひとつの”どうする家康”」「生放送!女性&男性 更年期のお悩み改善ワザ イッキ見せ!」の番組宣伝。

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