- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
オープニング映像と挨拶。
ニュースラインナップとして「アルゼンチン大統領選挙、大胆な政策なぜ支持」を紹介。
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- アルゼンチン大統領選挙
スペインのグラナダで行われたヨーロッパ政治共同体の 首脳会談が行われた。参加したのは加盟国に加え、今後加盟を目指すウクライナやモルドバなどバルカン半島の首脳ら。ウクライナのゼレンスキー大統領は今後の最優先課題として防空能力の強化を挙げ、各国からの支援を訴えた。またEUへのウクライナの加盟に向け、ゼレンスキー大統領は交渉を開始するか、各国に支持を訴えると見られる。一方でEUのウクライナへの支援は総額810億ユーロとなっており、支援疲れも指摘されている。EUの軍事支援はすべての加盟国の同意が必要となっており、加盟国の国民の間では支援継続に温度差が見られているという。
今回の首脳会談とともに注目されるのがアゼルバイジャンとアルメニアの首脳会談。フランスのコロナ外相はアルメニアのパシニャン首相と会談し、アルメニアがアゼルバイジャンから脅威を受けているとし、アルメニアへの軍事装備品の供与など、支援を表明した。アルメニアは欧米に接近する動きを見せており、アゼルバイジャンのアリエフ大統領はEUがアゼルバイジャンに対して批判的だとし、アルメニアとの会談を取りやめると報じられた。
各国でウクライナへの支援に温度差が出ている中、EUは基本姿勢として支援の継続を掲げ、来年以降の支援に関しても具体的な議論が開始されている。しかし各国の国内状況を鑑みて支援継続に危うさを感じさせる動きも見える。選挙ではウクライナ支援より自国の利益を重視することを訴えるなどの動きも見られる。今回の首脳会談ではウクライナ支援に向けた結束を維持できるかが大きな焦点となっている。アルメニアとアゼルバイジャンの首脳会談が実現しなかったことに関して、失望感があることは否めない。今回出席したアルメニアのパシニャン首相との会談は行われたものの、アゼルバイジャンとの話し合いは行われず、アルメニアとロシアとの関係を遠ざけたいという考えもあるが、アゼルバイジャンとの対立も避けたいところではある。今後EUでは両国との関与の仕方を模索していくと見られる。
ウクライナ政府がロシア軍に対して制作・公開した投降を呼びかける動画が話題になっている。動画は「あなたの最後のチャンス」と題されたこの動画、もともとはロシア側がウクライナ兵に投降を呼びかけるために制作したものだったが、これを逆手に取って真逆のメッセージに作り変えたという。ウクライナは元々の動画はウクライナの国営放送が作ったものだとし、この動画を利用することで時間や費用を抑えることになった。先月ウクライナの諜報機関が記者会見において、ロシア軍のパイロットがヘリコプターごとウクライナに亡命したと発表。この出来事以降、ロシア軍から投降する兵士が増えているとアピールした。これに対抗するようにロシアの国営メディアはウクライナ軍から投稿する兵士が増えていると報道。双方兵士の士気に影響を及ぼすような心理戦を活発にさせている。
アメリカ議会下院では、史上初の議長の解任が行われた。後任の議長選びが進む中、共和党ナンバー2のスカリス下院議員が立候補の意思を表明、党内で支持を呼びかけた。また同じく共和党で保守強硬派ののジョーダン下院議員も立候補を表明。ジョーダン下院議員はバイデン大統領が次男のハンター氏の不正ビジネスに関わっていたとして糾弾、ウクライナ支援に反対する立場などを示した。バイデン大統領はこうした動きに対して互いへの敵視をやめるようにとし、早急な予算案の可決を求めた。ウクライナ支援などつなぎ予算の可決が遅れる中、バイデン政権はイランから押収した110万発の弾薬をウクライナへ送ったと発表。バイデン政権はこれによりウクライナへの軍事支援の姿勢を再度示したと見られる。
アルゼンチン大統領候補者ハビエル・ミレイは現政権や従来の経済政策を切り捨てるパフォーマンスで人気を集めている。経済学者で右派の下院議員で中央銀行の廃止などを主張している。アルゼンチンではインフレが年率124％物価は1年で2.2倍になった。日々の食料品など十分まかなえない貧困層は4割との推計もある。アルゼンチン相場は半値ほどに急落した。また、略奪も横行している。ハビエル・ミレイは支持率トップで法定通貨のドル化を訴えた。2番手のマッサ経済相は現政権の政策を継承する方針である。専門家は「法定通貨のドル化は極端な主張だからこと象徴的な政策として有権者の心をつかんでいる」と話した。一方、カフェではハビエル・ミレイがトップに立った際店の売り上げが減った。
ドイツの東西統一から33年が経過し最近は西から東へ移住する人が増えている。
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- 第2ドイツテレビ
今月はピンクリボン月間でブラジルにあるキリスト像がピンク色にライトアップされ乳がんになった人などが集まった。
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- オーストラリア放送協会乳がん
フランスにネコ散歩中という道路標識が設置された。道路上でネコが車にひかれる事故が相次いだためである。
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- France 2
ロシア人の音楽家ドミトリー・クルリャンツキーさんとアーティスト作家のアナスタシア・クルリャンツカヤさんの夫婦。2人は露によるウクライへの軍事侵攻呉、国の方針に加担できないとフランスに亡命し、パリ市内でロシアの現状を批判するアート作品を展示するなど、活動を続けている。亡命を決めたのは子供たちの学校で起きた愛国教育がキッカケだった。亡命をサポートしたのは亡命芸術家を支援する団体で、世界40以上の国からフランスに逃れた約500人の芸術家を支援しており、軍事侵攻後100人以上のロシア人が支援を求めたという。
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- パリ（フランス）
8月2人はパリで初めて芸術祭に現代アートを出品した。ロシアによる残虐行為を表現したという。国を追われた自らの境遇を重ねた。
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- パリ（フランス）
今年のノーベル文学賞にノルウェーの劇作家ヨン・フォッセ氏が選ばれた。ヨン氏は1959年にノルウェーに生まれ1980年代前半から小説・詩集・エッセイなどを発表。「近代演劇の父」イプセンの再来も呼ばれ、作品は多くの言語に翻訳され世界各地で上演されている。
中国発の動画投稿アプリ「TikTok」、インドネシアでその通販機能が停止となった。TikTokの通販機能は小売業者らがライブ配信で商品説明を行い視聴者がそのまま購入手続き・決済が可能だが、先月インドネシア政府がSNS上での商品購入決済手続きを禁止したことを受け、停止された。
来年の台湾総統選挙に与党・民進党から立候補予定の頼清徳副総統がNHKのインタビューに応じ、台湾有事については国際社会に対し、団結して中国を抑止するよう求めた。日本との関係では全方位で協力したいと延べ、安全保障分野での協力を一層深めることに期待した。
マレーシアを訪れている宮下農林水産相は、日本産の水産物の安全性をアピールした。クアラルンプールで行われた試食会では現地の食品会社などが招かれ、北海道産のホタテなどが振る舞われた。
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- クアラルンプール（マレーシア）宮下一郎
あすの「国際報道2023」の予告をした。
エンディングの挨拶をした。