10月に値上げする食品は2911品目で、ことし最多となる。原材料高の長期化が要因とされる。酒類・飲料が約半数を占め、大手各社は最大約20~30%半ば値上げするという。加工食品は、ハムなど2割程度上がる。菓子では、その半数をチョコレートが占め、8・9月に続く値上げとなる。世界的な異常気象によってカカオ豆の価格が変動しているためで、11月以降も、ロッテなどがチョコレートの値上げを決めている。政府が酷暑対策として行う補助金が減額されることなどから、電気代は全国的に300~400円ほど、ガス代は200円ほど値上がりする。11月からはさらに値上げになる。郵便料金は、30年ぶりに値上げする。定形郵便は110円、はがきは85円などとなる。梅津は、郵便物が減少しているのに、人件費や物流費が上昇している、それも値上げの要因になっているなどと話した。