京都・祇園祭はきのう山鉾巡行に14万人の人が集まった。観光客急増によるオーバーツーリズムが問題に。円安の影響もあってか、ことしは外国人が多く日本人観光客が少ないという。先月には外国人観光客とみられる数人がバス車内に大きなスーツケースを持ち込み通路がふさがったことでバスの遅延も発生。観光名所近くのバス停には長蛇の列ができ、地元の人でもバス3台を見送ることもあるという。観光客のマナー違反も問題。“舞妓パパラッチ”問題などに対応するため今年5月に一部私道への侵入を禁止する看板を設置。ただ観光客が道路の中央を歩き車が通行できないことも。祇園祭参加者は「祇園祭は神様ごとやから楽しんでほしい」と話す。