イラン情勢の影響で医療分野で欠かせないヘリウムの不足が続いている。きょうから始まった医療用の画像診断機器の展示会で注目されていたのがヘリウムを使わない製品。展示会には150社以上がブースを出していた。自走式のX線装置など最新の医療機器が展示される中、一際賑わっていたのが富士フイルムの展示。ヘリウムを全く使わない「ゼロヘリウム」。MRIの安定した動作にはマイナス269℃の液体ヘリウム1500リットル以上が必要だったが、液体ヘリウムを使用せず電磁石を冷却できる独自技術を開発した。ヘリウムは希少な資源のため以前から世界的にMRIでの使用を削減しようという機運が世界的に高まっていた。シーメンスヘルシニアーズやフィリップスはヘリウムの使用を抑えたMRIを開発している。ゼロヘリウムを実現した富士フイルムはAIの活用で検査時間を短縮するなどし他社との差別化を図る。富士フイルム・金田さんは「2030年までには全ての超電導MRIをゼロヘリウム化していく方針」などと述べた。ゼロヘリウムのMRIは従来のものよりも少し価格は高いが、長期間ヘリウムの供給の不安定さを気にせずに使えると注目されていた。
住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1
URL: http://www.pacifico.co.jp/
URL: http://www.pacifico.co.jp/
