ソニーフィナンシャルグループ・石川久美子が電話で解説。ドル/円予想レンジは156.10円〜158.00円。昨日は多くの国がクリスマス休暇となる中で、ドル円は157円前後〜157円30銭台での狭いレンジ内での推移。本日もヨーロッパの多くの国はクリスマス休暇中だが、米国市場は再開。米国の指標などを確認しつつ、方向感を模索する展開になりそう。注目ポイントは「フラッシュクラッシュ」に注意。フラッシュクラッシュは、わずか数秒で金融資産が暴落すること。外国為替市場では、参加者が少なくなる時間帯等に大口の注文が入ることで値が動いてしまうことを指すことで年末年始に気を付けなければいけない。来週の休場予定。元旦を除くと日本以外は通常運転と言ってもよい状況。AIを活用しての自動売買などもあり、理由が判然としない動きが増えている。今年は米国・トランプ次期大統領の不規則発言が市場に波乱をもたらす場面が散見されていて、注意が必要。トランプ次期大統領の関連でなくても地政学要因や企業関連の報道でもフラッシュクラッシュは起こりえる。急騰急落には要注意などと解説をした。