きのうスケートボード世界選手権・男子ストリート決勝が行われた。世界選手権はパリ五輪代表を決める世界ランキングのポイントが得られる重要な大会となっている。45秒間自由に滑るランと1回の技の完成度を競うベストトリックの合計得点で競われる。ラン1位の根附海龍選手は「ヒールフリップバックサイドノーズブラントスライド」を成功させ、93.75の得点を記録し、東京五輪金メダルの堀米雄斗選手は「ユウトルネード」を決めて95.77の得点を記録したが、0.32ポイント差で根附選手に届かなかった。ラン2位の白井空良選手はソラグラインド2を成功させ世界選手権初優勝し、日本人が表彰台を独占した。一方で女子の決勝では織田夢海選手がこの日最高の94.8を記録し世界選手権を初制覇した。3位には東京五輪金メダルの西矢椛選手が入った。