即興でダンスを披露し、技術や表現力を競うブレイキンはパリ五輪から正式種目となり世界中のダンサーが技術を磨いている。コロンビアを代表するダンサーであるルーマ、彼女はメデジンという都市出身。この街はかつて麻薬組織の抗争もあり危険な街とされていた。コロンビアではダンサーとしてだけではなく、様々な夢を経済的な理由で断念せざるをえない現状があり、かつてルーマ自身も安定した仕事をと考えていたという。そんな時に彼女はブレイキンと出会う。ただその後もダンスをやめて普通に就職すべきではと考えたこともあったという。ただ身内が亡くなった時に、自分の幸せのために生きるべきだと考えたという。ルーマはコロンビアでは女性が社会出る機会はそう多くないと語る、だからこそブレイキンで社会に出る自分のような女性が増えるのではと語る。さらに彼女はダンスはそれぞれの国からのメッセージのようなものだと語ってくれた。