大逆転で金メダルを獲得したスケートボード男子ストリートの堀米雄斗。きのうテレビ朝日の番組に出演し、「苦しんできたところを支えてくれた家族とか仲間とかサポートしてくれているみんな、ファンのみんなのおかげで最後まで自分を信じ切ることができた。」などと心境を語った。ベストトリック4本目を終えトップに立つには96.99点以上が必要となったあの場面については「1位とかじゃなくてメダルをとれる範囲のトリックでいきたいなと。それが最初の考えだった。1本目が終わって高得点出したけどみんながどんどんそれを上回ってきて、最後はハイリスクなトリックではあるが悔いは残したくないなと思っていたので、自分のやりたいトリックをやり続けた。」などと語った。5本目のトリックを見事に決め97.08点を叩き出しトップに。雄叫びをあげたときの思いについては「あれは自分に勝った感覚。オリンピックに行くのだけでもギリギリだったから。その前もずっと技とか良いラインをしても点数が出ない時があって、絶望的ではあったが、その中で何かを変えていかないといけないと思ってあのトリックが生まれた。これだったらワンチャン最後に逆転できる。」などと話した。さらに大会まで変化を恐れず努力し続けたことが結果につながったという。