- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 杉村太蔵 谷亮子 中澤佑二
オープニングの挨拶をした。
30日に行われる予定だったパリ五輪・トライアスロン男子。日本人選手2人も出場を予定していたが、水質基準を満たさず競技は翌日の31日に延期となった。かつてパリではセーヌ川を泳ぐことが夏の風物詩だった。しかしその後、水質汚染が深刻化し、101年前の1923年から遊泳禁止となっていた。セーヌ川でのオリンピック競技実現を目指し国やパリ市が水質改善のため2,300億円以上をかけて浄化作戦を行ってきた。セーヌ川に下水が流れ込まないよう競技用プール20杯分もの巨大貯水槽が作られた。そして今月に入ると水質改善をアピールするためスポーツ相はパリの市長も自らセーヌ川を泳いでみせた。しかし日本時間27日に行われた開会式当日・翌日には雨が降った。これにより溢れ出した下水がセーヌ川に流れ込み再び水質が悪化。競技を行う基準をクリアできなくなってしまった。また、セーヌ川は来年「オリンピックレガシー」として遊泳スポットが3カ所設置されることがすでに決まっているが、市民は「泳ぎたくない。汚いから」「人間が泳ぐような環境ではない」などと話す。萩谷さんは「今回セーヌ川の浄化設備を作ったことで将来的にセーヌ川が泳げるようなきれいな川になるなら、それはそれでレガシーだと思うけど、とにかく今ここで泳がないといけない選手に過剰な負担がかからないようにと願うばかり」とコメントした。
オープニング映像。
全国の天気予報と週間天気予報を伝えた。関東ではゲリラ雷雨に注意が必要。
バスケットボール男子 予選リーグ第2戦、日本代表は開催国フランスと対戦。日本に立ちはだかるのは身長222cmの昨季NBA新人王のビクター・ウェンバンヤマ(20)と身長216cmのルディ・ゴベール(32)のツインタワー。完全アウェーの中、一進一退の攻防が続いた。
バスケットボール男子 予選リーグ第2戦。第3クオーターには日本が4点のリードを奪ったがフランスが巻き返して逆転。5点ビハインドで迎えた最終クオーター。八村塁が2回目のアンスポーツマンライクファウルで退場処分。ホーバス監督が抗議するも、判定は覆らなかった。残り8分以上、河村がファウルをもらいつつも3Pを決め、フリースローを合わせた4点プレーで1点差に詰め寄り、さらにシュートを決めて逆転。日本が4点リードで残り16秒。
バスケットボール男子 予選リーグ第2戦。日本4点リードで残り16秒。フランスが4点プレーを成功させ同点に。試合は5分間の延長線に突入し4点差でゲーム終了。シーソーゲームの攻防を繰り広げた戦いに、試合後河村勇輝は「勝てるゲームを落としてしまった。ポイントガードとしてコントロール不足な部分はあった。悔しいです」と語った。日本90-94フランス。
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52年ぶりの勝利まであと一歩だった。日本第4クォーター残り10秒までフランスに4点リードしていたがラストプレーで追いつかれてしまい延長戦。そして最終的に90-94で惜しくも敗れた。不戦勝をのぞくミュンヘンオリンピック以来52年ぶりのオリンピック勝利はならず。この戦いで獅子奮迅のパフォーマンスを見せていた1人が河村勇輝選手。勝負どころでスリーポイントを決めるなど躍動した。両チーム最多の29得点。7リバウンド、6アシストを記録している。八村選手が退場処分となったあとも河村選手がチームを引っ張り続けた。海外のファンもSNSで称賛している。河村選手は9月にNBAチーム「グリズリーズ」と契約を結びトレーニングキャンプに参加している。日本代表は2連敗したがまだ終わりではない。パリオリンピックバスケットボールには12チームが出場しており、予選リーグでは4チームずつが3つのグループに分かれて総当たり戦で対戦している。各グループの2位までに入ったチームと3位までに入ったチームのうち2チームが化粧トーナメントに進むことが出来る。Bグループの日本は現在2連敗と3位の状況だが決勝トーナメント進出の可能性はある。次のブラジル戦で勝利したうえで得点差をつければ決勝トーナメントが見えてくる状況、などと伝えた。
大逆転で金メダルを獲得したスケートボード男子ストリートの堀米雄斗。きのうテレビ朝日の番組に出演し、「苦しんできたところを支えてくれた家族とか仲間とかサポートしてくれているみんな、ファンのみんなのおかげで最後まで自分を信じ切ることができた。」などと心境を語った。ベストトリック4本目を終えトップに立つには96.99点以上が必要となったあの場面については「1位とかじゃなくてメダルをとれる範囲のトリックでいきたいなと。それが最初の考えだった。1本目が終わって高得点出したけどみんながどんどんそれを上回ってきて、最後はハイリスクなトリックではあるが悔いは残したくないなと思っていたので、自分のやりたいトリックをやり続けた。」などと語った。5本目のトリックを見事に決め97.08点を叩き出しトップに。雄叫びをあげたときの思いについては「あれは自分に勝った感覚。オリンピックに行くのだけでもギリギリだったから。その前もずっと技とか良いラインをしても点数が出ない時があって、絶望的ではあったが、その中で何かを変えていかないといけないと思ってあのトリックが生まれた。これだったらワンチャン最後に逆転できる。」などと話した。さらに大会まで変化を恐れず努力し続けたことが結果につながったという。
堀米雄斗選手は金メダルを決めた試合後にも苦悩を語っていた。堀米選手は東京オリンピックが終わったあと地獄のような3年間だったと表現している。そんな状況を救ったのは原点回帰だったという。堀米選手はスケートボードの楽しさも忘れかけていたときに原点を見つめ直したということで、その原点というのが「ビデオ・パート」と呼ばれる映像作品。堀米選手が最初に憧れたのはストリートの映像だったということで、スケボーの魅力はストリートに詰まっているという。ストリートで尊敬を集めるのは今まで誰もやっていないトリックやスポットに挑戦すること。ただ時にコンクリートに叩きつけられることもある。こうした堀米選手の映像作品は世界中のスケーターから絶賛されている。きのうのよるテレビ朝日の番組に出演した堀米選手は原点について「小さいころにお父さんがかっこいいビデオをみせてくれた。そういうカルチャーの部分に憧れて好きになった。そこを忘れずにこれからもやっていきたいし伝えていきたい。」と話した、などと伝えた。
きのうのパリ五輪の卓球混合ダブルス決勝。世界ランキング1位の中国と対戦したのは快進撃を続ける北朝鮮のリ・ジョンシク&キム・クムヨンのペア。中国ペアと激闘を繰り広げた。北朝鮮ペアは27日の1回戦で日本の”はりひな”と対戦。北朝鮮ペアはオリンピック予選まで国際大会に出場せずデータがないことから”謎のペア”と呼ばれていた。北朝鮮ペアは日本に4-1で勝利した。北朝鮮ペアは決勝でも熱戦を繰り広げたが中国が4-2で優勝した。北朝鮮ペアは銀メダルを手にした。
卓球混合ダブルスの北朝鮮ペアはリ・ジョンシク(24)&キム・クムヨン(22)。4月の五輪予選で4連勝。そもそも国際大会初出場。中国メディアは「謎の達人ペア」と題して「あまり研究されていないため詳細な情報を得るのは困難だ」としていた。キム選手のラケットのフォアには裏ソフト、バックには粒高ラバーが使われていた。専門家によると粒高ラバーを浸かっている人は少ないという。粒高ラバーの特性は、相手の打ったボールの回転を残したまま返球できること。専門家は普段の相手は使わないラバーなので相手選手はやりづらいという。杉村さんは「対戦スポーツって相手の情報がないっていうのはすごく嫌なんですよね」などと話した。
民間の調査会社・帝国データバンクが食品メーカー195社を対象にした調査によると、8月は642品目が値上げされるという。輸送費の上昇を背景に小麦やパスタの値上げが目立つほか、原料となるカカオ豆の価格高騰でチョコレート菓子も値上げされる予定。平均の値上げ率は12%で今年最も低い水準となった。値上げの品目数は8カ月連続で前の年を下回り沈静化の傾向が続いている。ただ秋には再び値上げラッシュをひかえていて、このままいけば今年1年間の値上げは1万5000品目ほどになると予想されている。
アメリカを代表するバイクメーカーの「ハーレーダビッドソン」。その日本法人が販売店に過剰なノルマを課していたなどとして公正取引委員会はきのう独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査に入った。3、4年前から達成困難なノルマを一方的に設定し、できなければ「契約を更新しない」などと伝えた疑いがあるという。ノルマ分を店が自腹で購入するなど経営が圧迫されて廃業した店もあるという。公正取引委員会は詳しい経緯を調べる方針。萩谷さんは「世界的に有名なメーカーがこんなにあからさまな独占禁止法違反をやるのかと驚いている。今後公正取引委員会によって排除措置命令などが出される可能性もあるが、それで終わらずにどうしてこんなことをしたのかまで事実解明をしてほしい」とコメントした。
きのう公開された映像には2009年に打ち上げられた「H2A」ロケットの残骸が映っている。日本の宇宙ベンチャー企業「アストロスケール」が今月中旬に撮影したもので、宇宙ごみの周囲を飛行するのは世界初だという。アストロスケールはこうした技術を活用して将来的には、宇宙ゴミの回収や衛星に燃料を補給して寿命を伸ばすビジネスなどを展開していく考え。杉村さんは「この宇宙ごみの撮影技術は一歩間違えると軍事転用されるため通常なら他国に警戒されるが、それもなくここまで成長できたのは日本企業だから。アストロスケール社長の岡田さんは『自分は日本人だからこの事業ができた』とインタビューで語っていた。ぜひ頑張ってもらいたい」とコメントした。
東京ディズニーランドの「スペース・マウンテン」はきょう最終日を迎えた。1983年に開園した当初からあるアトラクションのひとつ。「スリリングな宇宙旅行」がテーマの屋内型ジェットコースターで幅広い世代から人気を集めてきた。2027年には周辺のエリア一体が生まれ変わり、新たな性能や特殊効果が加わった「スペース・マウンテン」も完成する予定。投資額はおよそ560億円にのぼり光や音の演出などを楽しめる広場も設けられるという。
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鬼木防衛副大臣は地元の児童らが集まるイベントで海上自衛隊が持ち帰った「南極の氷」をコップに入れて配っていたことが分かった。公職選挙法では現職の議員が選挙区内の居住者に金品などを寄付することを禁止している。鬼木副大臣は「違法という認識はなかった。自衛隊の任務を紹介し、理解を深めてほしいという思いもあった」とコメントしている。
農林水産省はきのう、先月末時点のコメの民間在庫量が前の年より41万トン減って156万トンで過去最少となったと発表した。去年の猛暑の影響で一等米の比率が下がったことに加え、訪日外国人が増えたことで消費が増加したことも影響しているという。ただ農水省は需要量に対する在庫の割合は例年と比べて特段低いとは言えず「ひっ迫はしていない状況だ」と説明している。