きのう公開された映像には2009年に打ち上げられた「H2A」ロケットの残骸が映っている。日本の宇宙ベンチャー企業「アストロスケール」が今月中旬に撮影したもので、宇宙ごみの周囲を飛行するのは世界初だという。アストロスケールはこうした技術を活用して将来的には、宇宙ゴミの回収や衛星に燃料を補給して寿命を伸ばすビジネスなどを展開していく考え。杉村さんは「この宇宙ごみの撮影技術は一歩間違えると軍事転用されるため通常なら他国に警戒されるが、それもなくここまで成長できたのは日本企業だから。アストロスケール社長の岡田さんは『自分は日本人だからこの事業ができた』とインタビューで語っていた。ぜひ頑張ってもらいたい」とコメントした。