バスケ男子は東京大会では銀メダルを獲得した地元フランスを相手に争った。八村塁選手が先制すると、2m22cmという高さを武器にNBA新人王となったビクター・ウェンバンヤマ選手やNBAで活躍するルディ・ゴベール選手が立ちはだかる。3ポイントシュートの成功率は目標としていた40%を超える43%となり、この試合は1m72cmの河村勇輝選手が立て続けに3ポイントシュートを決めていった。そして、第4Qは64-69から八村選手が連続で3ポイントシュートを決め24得点を重ねるが、アンスポーツマンライクファウルのため退場となってしまう。それでも河村選手がファウルされながら3ポイントシュートを成功させるなどし、渡邉飛勇選手にはゴベール選手を防ぐ好守が見られた。残り16.4秒で84-80とリードを広げたが、ここで河村選手が3ポイントシュートを防ごうとしたプレーがファウルと判断されて同点に追いつかれてしまい、延長戦で90-94と力尽きる形となった。キャプテンの富樫勇樹選手は勝ち切れた試合ではあったと悔やみ、トム・ホーバス氏はアウェーでの健闘だったことについて、「今まででうちのベストの試合」と健闘した選手達を称えた。ブラジルとの試合は8月2日に行われる。