今週木曜に行われたボクシング女子66キロ級。開始わずか46秒でイタリア代表が途中棄権。AP通信などによると、アルジェリア代表の選手が去年、世界選手権の性別に関する検査で骨格や筋肉を作るのに重要な男性ホルモンの一種「テストステロン」の値が高いとして国際ボクシング協会は参加を認めず。今回、国際オリンピック委員会は出場を認め、「選手の性別はパスポートに基づいている」と声明を発表。一方でイタリア・メローニ首相が「男性の遺伝子的特徴を持つ選手が女子種目に参加すべきではない」と猛反発するなど世界中で波紋が広がっている。