- 出演者
- 田中裕二(爆笑問題) 太田光(爆笑問題) デーブ・スペクター 細野敦 山形純菜 杉村太蔵 良原安美 若林有子 本並健治 堀江貴文 池谷幸雄 堀米悠斗 岡田紗佳 やす子 菊池日菜 安野貴博
今週は「パリ五輪“速報メダル”全部見せまSP」。柔道混合団体の歴史に残る名勝負を徹底解説。卓球女子シングルスやバドミントン、フェンシングでもメダルを獲得。ゲストは堀江貴文や安野貴博。
オープニング映像。
きょう未明に行われた柔道混合団体の決勝、日本とフランスの試合は歴史に残る激闘となった。前回の東京オリンピックから始まった柔道の混合団体。2021年の東京オリンピックでは決勝でフランスに敗れ日本は銀メダルとなった。悲願の金メダル奪取に向けスペイン戦では阿部詩選手らが活躍したがスペインも粘り3対3の同点で代表選となり、高市未来選手が出場して代表選を制して初戦を突破した。そして決勝のフランス戦は日本が敗れ銀メダルとなった。
今週は阿部一二三選手を皮切りに金・銀・銅のメダルラッシュが続いた日本柔道。そんな中で男子90キロ級では村尾三四郎選手が圧倒的な強さで勝ち進み、決勝ではジョージア代表のL・ベカウリ選手と対戦した。結果はベカウリ選手に敗れ銀メダルとなった。
敗退が続いた女子柔道の中で今週唯一メダルを獲得したのは女子57キロ級の舟久保遥香選手。初出場にして銅メダルを獲得した。日本柔道通算100個目のメモリアルメダルとなった。ネットで「やす子さんに似ている」と話題になっているという。
松本薫さんによる柔道の高山選手についての解説。松本さんによると、高山選手の対戦相手であるフランス代表のディコ選手は本来は素根選手が出る階級であったが、膝の負傷により出場できなくなり、代わりに高山選手が出場した。体重の差は30キロ以上あり、また体格差も大きく不利な状態であったという。相手選手との体重差・体格差に押され、とれる行動が限られる中で、一瞬の隙をついて相手の胴回りにしがみつき、相手の足を引っ掛けて勝利することが出来たと解説した。また、「技あり」と「一本」の違いについても、相手の背中が畳みにしっかりと、勢い良くついたときが「一本」となり、ゆっくりと背中が畳についた時、または肩などだけが畳についた時は「技あり」の判定になるという。また、オリンピックに向けて6年間行っていたマインドコントロールについては、戦いの場面においては疲れていても笑顔でいるなど逆の行動を取ることで相手に対して威圧感を与えるようするなどの工夫をしていたという。
また、今回のオリンピックではAI審判の導入を求める声が相次いで上がっているという。きっかけの1つとなっているのが、村尾三四郎選手の出場した男子90キロ級決勝戦。松本さんによると、「解説する側・競技を行う側は見る側にいる審判たちとは別の立場にあるため、審判側の説明が入ると良いのではないかと思う」などと述べた。また、AIの技術的な側面からは安野貴博さんが「技術的にはこの2から3年で、人間の複雑な動きを捉えることができるようになりつつある」としてより客観的に勝敗の判断をすることができるようになる一方で、資金的な面での難しさも指摘した。審判の誤審が減っても売り上げが上がらないため、その状況でどこまで導入が進むかが不透明であるという。これに対して堀江貴文さんは「アシスト的に導入してはどうか」などと提案した。
昨日土曜日に行われた卓球女子シングルス3位決定戦で早田ひな選手が銅メダルを獲得。同い年の平野美宇選手や伊藤美誠選手と共に、卓球女子黄金世代と呼ばれた早田選手。しかし東京オリンピックでは平野・伊藤両選手が代表に選ばれメダルを獲得するなか、リザーブメンバーの早田選手は球拾いをしながら2人の活躍を見守るしか無かった。この経験をバネに練習を重ね2023年2024年の全日本選手権を連覇。卓球女子のエースへと成長。パリオリンピックでは順調に勝ち進むも準々決勝で左腕を痛め、翌日の試合はストレート負け。この時次の試合を棄権することも考えていたという。試合直前に痛み止めを打って臨んだ3位決定戦。対戦相手は平野美宇選手を破った韓国のシン・ユビン選手。第1ゲームを奪われるが第2ゲームを奪い返し、第3ゲームでは7対10と追い込まれてから5連続ポイントで制した。第4ゲームも奪い迎えたマッチポイントを奪い銅メダルを獲得。
きのう土曜日に行われた女子ダブルス3位決定戦に登場したシダマツペア。ペア結成から10年。息のあったコンビネーションで第1セットを先取すると第2セットも終始圧倒し初のオリンピック出場で銅メダルを獲得。
14歳の吉沢恋選手が金メダルを獲得。最後まで優勝を争った15歳の赤間凛音選手が銀メダルで日本勢がワンツーフィニッシュとなった。昨日土曜日に吉沢選手が地元の神奈川・相模原市に凱旋した。
14歳で金メダルを獲得した吉沢恋選手が昨日土曜日地元の神奈川県・相模原市長と面会。これから夏休みの宿題もやるんですか?などときかれた吉沢選手は「日程が組まれているので合間をぬって頑張っていきたいな」などと話した。
2大会連続金メダリストになった堀米雄斗選手。大会前にスランプに陥っていて、治療した鍼灸師の大口さんによるとケガが絶えなかったという。そんな状況でも心配りを忘れない堀米選手は治療後ルイ・ヴィトンのスケートボードにサインをして渡してくれたという。
渋谷区神宮前のスケボー教室には子どもから大人まで体験教室に来る人が急増。さらに堀米選手がオリンピックで履いた家紋入りのスニーカーの注文が殺到している。去年の8月に1万7600円で発売されたが、いまはプレミア価格がついて6万9300円となっている。
漢字一文字違いのJリーグのアルビレックス新潟の堀米悠斗選手はオリンピック後にフォロワーが急増。ブームにのりスケボー型チェアを販売すると完売。堀米選手のモーニングコール動画が話題になっているためJリーグの堀米選手もモーニングコール動画を検討中だという。
早田ひな選手について菊池さんは「本当に素晴らしいと思いました。」などとコメントした。
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体操男子団体がニ大会ぶりの金メダルを獲得した。さらに岡慎之助選手が個人総合で金メダルを獲得。するとメダルを逃した前回王者の橋本大輝選手は「この舞台に立って演技することができて団体総合で金メダルをとることができて幸せなパリオリンピックでした。」などと話した。
体操男子で注目されたのがチームを鼓舞し続けたキャプテンの萱和磨選手。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは補欠で客席から観戦する悔しい思いをしたが、今季33回演技してノーミス。演技が終わると感情が爆発。ガッツポーズの先には妻の星良さんの姿があった。今SNSでは星良さんの勝利の女神っぷりが話題となっている。夫婦行きつけの焼肉店で判明したのは2人それぞれ思いをかけた金メダルへの願掛け。
体操男子団体決勝、金メダルを奪取した体操男子団体主将・萱和磨選手。SNS上で萱和磨選手の妻・星良さんの“勝利の女神”ぶりが話題に。夫婦行きつけの焼肉店の「川崎苑」女将・徳山良子さんによると、最近はパリ五輪に行く前にこの店に来たといい、茶髪だった妻・星良さんは髪色を金髪に、萱和磨選手はビールを絶って願掛けをしていたという。髪型にも願掛けをしており、萱和磨選手が通う美容室「at will hair」・折笠善一店長は「表彰台のセンターに立ちたいということでセンター分け」と話した。こちらの美容室には橋本大輝も訪れていた。
池谷幸雄さんによると岡慎之助選手は姿勢が凄いといい、技をやっていても姿勢が良いのは物凄く評価されているという。また着地を制する者が体操を制するという。池谷さんによると着地の際につま先を動かして揃えてしまうとアウトになり、つま先を動かさないでかかとだけで揃えないといけないといい、東京オリンピック以降細かくルールが変わったという。一方で体操のプロ選手が少ないという。試合数が少なくスポンサーもつきにくいため皆企業に所属して社会人として給料をもらうなどして頑張っているという状況だという。堀江貴文さんは選手たちに還元できる方法としてスポーツベッティングを挙げた。