- 出演者
- 広内仁 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 姫野美南 野口葵衣 向笠康二郎
オープニング映像。
党内から退陣要求が相次いでいる石破総理。きょう一部の辞任報道を「事実ではない」と強く否定し、続投する意向を重ねて示した。トランプ大統領は22日、「日本と史上最大の貿易合意に署名した」と発表。今回の訪米でようやく合意にこぎつけた赤沢大臣は自身のXに「任務完了しました」と投稿した。大統領がSNSで明かした締結内容は、日本がアメリカに巨額の投資をする、自動車やコメなどの史上を開放する一方、8月1日から発動するとしていた日本への25%の関税を15%に引き下げ自動車関税は既存の関税率とあわせ15%にするとしている。東京株式市場日経平均株価終値は4万1000円台を回復。ことしの最高値を更新した。関税交渉の合意を受け、アメリカとの取引がある企業からは様々な反応が。しょうゆ製造会社社長からは「安堵の気持ちがあるが。まだまだ不安」、酒造会社からは「これから大変だなという気持ちのほうが強い」などの意見があがった。経団連・筒井会長は今回の合意について「高く評価している」と話し、GDP成長率に及ぼす影響はそれなりに大きいと語った。
関税交渉の合意について、経済部の河崎眞子記者がワシントンから中継で伝えた。一連の交渉では、日本側がわずか3か月余りの間に異例の8回にわたって訪米。今月に入ってからは、閣僚間の信頼関係が深まり、電話で細部の協議ができるほどの関係性が築かれていた。残る課題は、トランプ氏をどう納得させるかという点。政府関係者によると、トランプ氏が合意に至る決め手となったのは、日本側が提示した「9つの分野」にわたる投資計画だったという。
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日米関税交渉の主な合意内容について解説。トランプ氏は来月1日から日本の輸入品に対して25%の関税を課すとしていたが15%に引き下げるとしている。すでに25%が課されていた自動車、自動車部品についても15%に。一方で、鉄鋼やアルミについては従来通り50%の関税が維持される。野村総合研究所の木内登英氏はトランプ政権としても日本側に大きく譲歩した。日本経済への打撃は一定程度軽減されると考えられるとした上で、税率が引き下がったとはいえ自動車産業・日本経済へのマイナスの影響として残るとみている。一方、コメについては政府が「ミニマムアクセス」という仕組みで関税をかけずに義務的に輸入しているが、この枠を維持した上でアメリカからの輸入割合を実質的に拡大することで合意。関西学院大学の渋谷和久教授は今回の関税交渉はいったん落ち着くとみられるが、再び関税について話が持ち上がる可能性もある。アメリカから“約束した内容を全然していない”と言われないように対応が必要と話している。
石破首相は自民党・麻生最高顧問など首相経験者3人と約1時間20分会談した。会談の後、石破首相は周辺に辞任の意向を伝えたという一部報道について強く否定した。その上で続投する意向を重ねて示した。森山幹事長は出席者から参院選の総括を早く行うべきだなどの意見が出されたことを明らかにした。また両院議員懇談会を28日に前倒しして開催した上で、来月中に選挙の総括を行いたいと考えを示した。一方、党内からは辞任を求める声があがっている。旧茂木派に所属していた議員は両院議員総会の早期開催を求める署名集めをきょうから始めた。高市前経済安保相は約10人の議員を会合を開いた。会合では執行部の誰も責任をとらないことはありえないなどの意見が出た他、署名に協力することを確認した。北海道連などの地方組織や自民党青年局からも石破総理の続投について厳しい声が。野党は選挙で示された民意を尊重するべきだと主張している。
石破首相の続投の意向について、経済部の佐々木森里記者が国会記者会館から中継で伝えた。石破首相は反発は承知の上だが、今辞めれば政治は停滞すると周辺に語っている。総理の側近も表だって批判しているのは旧安倍派に近い議員らが中心だと冷静に受け止めている。ただ執行部の間には地方組織の不満に丁寧に対応しなければ党の結束を保つことは容易でないとの危機感があるのも事実。今後の政権運営については、首相は来週28日の党の両院議員懇談会で改めて続投理由を説明して理解を得たい考え。政権幹部も関税合意を受けた市場の反応を見ても経済・国民生活には政治の安定が不可欠だと話している。
自民党本部を取材していた広内仁氏は石破総理と総理経験者の会談は1時間半近くにわたった。進退についても話が及んだ可能性も否定はできない。閣僚経験者も進退の話が出なかったとは信じられない。「出なかったことにしよう」となったのではないかと話していると伝えた。
秋篠宮ご夫妻は原爆投下から80年となるのを前に広島市を訪問し、平和公園で犠牲者を慰霊した。また、被爆体験の継承や平和活動などに取り組む若者6人と懇談した。
全国知事会議が2日間の日程で青森市で始まり初日は地方税の財源の確保に関する提言をまとめた。この中では消費税は約4割が地方の財源であり、高齢者医療・子育ての政策を支える重要な財源になっているとしている。そのうえで、地方に負担を転嫁するような制度改正を行うことがあってはならないとしている。全国知事会議はまとめた提言を政府に提出することにしている。
ツインズ×ドジャースの対戦。山本由伸は5回5奪三振3失点の成績で勝敗はつかなかった。大谷翔平は日本選手初となる4試合連続の36号ホームランをマーク。試合は10-7でツインズが勝利。
ロイヤルズとカブスの対戦。鈴木誠也は指名打者で出場。7回でタイムリーを打ち打点を81に伸ばした。チームは快勝し地区首位に並んだ。
ここまで夏の甲子園出場を決めたのは沖縄尚学、佐賀北、北海、旭川志峯、金足農の5校。山梨大会決勝では山梨学院と日本航空が対戦。5回で山梨学院が同点ホームランを決めた。6回でも得点し、リードを守った山梨学院が勝利。3年ぶり11回目の甲子園出場を果たした。
試合前に野球殿堂入りの表彰式が行われた。受賞した、中日で活躍した岩瀬仁紀さんは通算1002試合登板、通算407セーブのプロ野球記録を持っている。ミスタータイガースの掛布雅之さんは阪神の主軸としてホームラン王をに回輝き、1985年には初の日本一に貢献。一方、イチローさんの表彰式は来月にバンテリンドームナゴヤで行われる。
オールスターゲーム第1戦が行われた。3回でパ・リーグの頓宮裕真がホームランでリードを広げる。パ・リーグのモイネロはグラブを交換し、まさかの右投げに変更。5回でセ・リーグの岡林勇希がタイムリーでホームまで帰り1点を返した。7回でパ・リーグの若月健矢がダメ押しのホームラン。試合は5-1でパ・リーグの勝利。
競泳日本代表が水泳世界選手権の開催地に向けて出発。キャプテンの池江璃花子選手が意気込みを語った。池江選手はバタフライの50m、100mにエントリーしている。3年後のロサンゼルスオリンピックを見据え、世界の舞台に臨む。パリ五輪の銀メダリスト、松下知之選手はさらなる高みを狙う。