3日に行われた柔道混合団体。決勝のフランス戦は惜しくも敗れたが、2大会連続の銀メダルに輝いた。阿部詩選手は「チームの団結した全てが詰まった銀メダルかなと思います」、兄・一二三選手は「また兄妹で一緒に頂点に立つという目標もありますし、また兄妹で前を向いて一歩ずつ頂点目指して頑張っていく」と話していた。阿部兄妹は肩を組んで表彰式に登場。一二三選手は「僕から「肩を組んで登場しよう」って。笑顔で最後は締めくくりたいなと思い(言った)。最後は振りほどかれたんですけど」と明かした。ホランは「同じ競技で切磋琢磨できるというのは全選手の中でも中々ある機会ではないので素敵」等とコメント。一方「ルーレット抽選」に疑問の声が。ルーレット抽選によって階級が決められて最後の戦いが決まったが、SNSでは「くじ引きとかアナログにして欲しかった。不正はないと思うけどモヤモヤする」等の声が寄せられた。国際柔道連盟の試合規則によると、最終試合の時点で勝ち数が同じである場合はコンピューターで抽選を実施。これは他の国際大会でも行われているとのことで不正はないとのこと。フランス柔道連盟・ノミス会長は「不正がないようにIOC(国際オリンピック委員会)が管理している。全ての階級が選ばれる可能性があり、日本は不運だったというしかない」と指摘している。井上アナは「決勝は特に選手が全てを出し切って歴史に残る試合だっただけにルールが足を引っ張ってしまったとすると残念。第三者が見ても明らかに不正がないと言えるようなやり方に改善しても良いのかなとは思った」等とコメント。