パリ五輪・スケートボード女子パーク決勝・開心那は2大会連続銀メダル。東京五輪で銀メダルをとったときの身長は146cm。四十住さくらと変わらない身長だったが。あれから3年、22センチも身長が伸び、四十住を追い越した開心那。全選手が1回目を終えた時点で1位。メダルに期待がかかる。しかし、オーストラリアのアリサ・トルーが完璧なすべりをみせ開は2位。さらにイギリスのスカイ・ブラウンにも抜かされ3位となってしまう。開のラストラン。プロスケーター・田中陽さんは「着地まで完璧に決めた。本当にスゴい」と話した。2大会連続の銀メダルを獲得した。開は天才ではないという。膨大な練習量と感謝の気持ちを忘れずにつかんだ銀メダル。2019年エックスゲームズ優勝。特別運動神経が良いほうではなかったという開。長年、無料で使わせてもらっている札幌の練習場。ホットボウルスケートパーク・高木啓吾店長は「心那がいまだに(トイレ)掃除をしてくれる」と話す。感謝の思いを胸に臨んだパリオリンピック。開は「銀をとれたので本当に嬉しいです。感謝しています」と話した。同じくパークに出場した東京オリンピック金メダリストの四十住さくらは予選敗退。草木ひなのは8位入賞。