2大会連続銀メダルのフランスを相手に残り10秒までリードしたバスケットボール男子日本代表。チームの大黒柱である渡邊雄太選手の姿をご両親が見守った。渡邊雄太選手のご両親はともに元バスケットボール選手、特に母の久美さんは日本代表のキャプテンだった。自身のオリンピック出場は叶わなかったがその夢を息子に託した久美さん。迎えた初戦、渡邊選手はチーム2位の16得点を挙げた。続くフランス戦、日本は開催国を相手に一歩も引かず、リードして残り5分を迎える。しかし残り10秒で追いつかれ延長へ。日本は52年ぶりの勝利に手が届かなかった。オリンピックでの戦いを終え渡邊選手は両親に対して「両親であり、一番のファンであり、コーチでありたくさんのことを教えてくれた」と感謝の気持ちを伝えた。