近代五種は1日に5種目を行うことからキングオブスポーツともいわれる超過酷な競技。5種目分の道具を運ばなければならないため荷物はいつも多い。その近代五種で佐藤大宗は第1種目の馬術で満点を獲得すると、続くフェンシング、水泳を終え4位で最終種目、射撃とランを組み合わせたレーザーランへ。次々と的に当て順位を上げた佐藤は。見事2位でフィニッシュ。112年の歴史で日本人初のメダルを手にした。Q.112年取れなかったメダルがなぜ取れた?A.「同じ人間なんで努力でここはカバーして必ずオリンピックでメダルをとって、この重い扉を必ずこじあけようと思って今回、パリオリンピックでは戦った」。佐藤選手は五輪前の会見の時から「自信しかない」と発言していた。また馬術で試乗する馬は試合当日に抽選され、試合前20分のみ試乗できるが、馬の体力を考えながらやっていたと話した。