1週間後に始まるパリパラリンピックの話題。東京パラリンピックでも話題になったパラスポーツのボッチャ。そんな中、埼玉・戸田の会場で行われていたのは寝たきりなど重い障害のある人でも楽しめるボッチャ。最新技術で障害者がスポーツに挑戦。3年前、誕生したオンラインボッチャを紹介。オンラインボッチャはボールを投げるのが困難な子どもたち。自宅などそれぞれ離れた場所からインターネットを通してゲームに参加する。操作画面にある上下左右のキーを動かすことでボールの位置や向きを調整することができる。子どもたちは画面を見ながら、どこに投げるかをチームで相談していく。実際に白い的に向かって転がして、得点を競っていくもの。開発したのは障害者支援施設を運営するオンラインボッチャ協会・大川秀治代表。きっかけは脳性まひを患う長男・翔太郎さんの存在だった。大川さんは障害者を支えるロボットを開発する会社と出会い、遠隔操作の技術を活用したボッチャのシステムを生み出した。この日は翔太郎さんも参加して各地とオンラインでつないでの練習試合。特殊なボタンでボールをなげる翔太郎さん、みんなとオンラインボッチャを楽しむことで正確も明るくなったという。横浜からオンラインで参加した日向野さんは「オンラインだと見やすいし、全国のいろいろな子たちとやれるからそこがすごくいい」などコメント。