パラリンピックゴールボール男子準決勝で日本代表が東京大会銀メダルの中国に勝利し、銀メダル以上が確定した。ゴールボールは1チーム3人が出場し、鈴の入ったボールを転がし得点を競う競技で“静寂の中の格闘技”とも言われ、選手は目隠しをして試合に臨む。東京大会で日本は5位入賞。エース・宮食行次の武器は“消音ボール”で、前半だけで5得点の活躍。初の決勝進出を決めた。試合結果:日本13−5中国。宮食は「(東京で)負けた悔しさをパラリンピックで返すしかないというところで、ずっと3年間積み上げてきてやっと実り本当のうれしく思う。(金メダルを取る)準備はばっちり」と話した。