パリでのパラリンピックまで107日。東京都内で、パラスポーツを通じて視覚障害者への理解を広げるイベントが行われた。「セシツアートウキョウ」は視覚障害者への理解を広めるフランス発の催しで、上智大学と学生グループが主催した。パラアスリートの討論会の他、アイマスクをして視覚障害者と健常者が音の出るボールを受けるブラインドサッカーや、ブラインド柔道の体験コーナーもあった。セシツアーはパリオリンピックパラリンピックに向けた準備段階のプログラムに認定されていて、フランス各地で6回行われ、日本では初めての開催。イベントを主催した学生グループ「Go Beyond」は、東京オリンピック、パラリンピックをきっかけに、パラスポーツを広める活動を開始したが、“障害の有無にかかわらず、誰もが生きやすい共生社会を作りたい”としている。