VTRでも紹介した大会史上初めて何も燃やさない、100%電力による空飛ぶ聖火。それを一目見ようと、広場を訪れていた日本からの観光客の方とお話をしただが、これまでとは違う電力による聖火台の炎について桝太一は「気持ちとしては少しさみしいが、時代の変わり目としていいのかなとは思う。私はこれまで5大会、オリンピックの現場を取材してきたが、今回、パリを取材してみて、まず最初に感じたことは、もしかすると今大会が時代の変わり目になるんじゃないかという感覚だった。実は今、この中継場所から見えている範囲では、今大会のために新しく作られた会場というのは一つもない。10年後、20年後に振り返ったときに、この大会から時代が変わったよねと、そういわれるようなオリンピックが始まっているのかもしれないと感じている」とコメントした。