- 出演者
- 伊藤宏幸 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 丸山礼 高尾美穂
オリンピックが行われているパリから生中継。早速、日本選手のメダリストが誕生した今大会。夏のオリンピック史上初めて競技場の外で行われた開会式も含めて、現地は盛り上がりを見せている。
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- パリ（フランス）
オープニング映像。
今夜のゲストを紹介。
東北地方の大雨についてスタジオで解説。あすも活発な梅雨前線が津軽海峡付近に停滞して、また低気圧も近づいてきそう。あすも東北地方では激しい雨が降って大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要。気象情報。産婦人科専門医・医学博士・高尾美穂が「水はきれいなイメージがあるが、何かしらの危険がおよぶかもしれないということを頭のどこかに置いておく必要がある。感染面を特に意識したい」とスタジオで述べた。
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遅咲きの金メダリスト。31歳で初めてたどりついたオリンピックへの道のりは、険しいものだった。学生時代は、目立った成績を残せていなかったという。挫折とけがを乗り越え、パリの舞台へ。迎えた決勝戦には、笑顔で姿を見せた。世界選手権3連覇の実績をひっ提げて、決勝の畳に。今大会、日本勢初のメダルを金メダルで飾った。勝てない時期が続く中、ひたすら磨き続けた巴投げ。角田夏実の後輩に話を聞いた。
柔道男子60キロ級準々決勝。初出場の永山竜樹は準々決勝で予想外の事態に。試合開始およそ2分。仕掛けた永山に対し、相手が寝技に持ち込み絞め技に。審判から「待て」がかかるも、相手は絞め技を継続。「失神」と判定され、一本負けとなった。4分以上にわたり抗議するも、不可解な判定が覆ることはなかった。それでも切り替え、敗者復活戦を勝ち進み、銅メダルを獲得した。
開会式から一夜。気球の形をしたオブジェは、開会式でクライマックスを飾った。この聖火は本物の炎ではなく、噴射したミストにLEDの光を当て、炎を表現したもの。環境に配慮し、オリンピック史上初めて、燃料を使わない炎を採用した。大会期間中、日没から午前2時まで浮く。史上初めては他にも。夏のオリンピックでは初めて、開会式をスタジアムではなく外で実施。選手たちが船に乗って入場するのも史上初めて。バンキシャが出会ったのは、チケットはないけど、どうしても見たいという人たち。
米国から来たという33歳の観光客はオリンピックで一番好きだという開会式のチケットをどうしても入手したいと探し回ること1時間。しかしなかなかチケットは手に入らない。すると、看板の文字を太くして、目立つようにする工夫も。同じころ、チケットを持たないパリ在住の日本人留学生は生で見れなくてもいいが、もうちょっとスクリーンに近づきたいと話していた。しかし、見ようと思っていたエリアは二次元コードがないと入れない場所だった。開会式が1時間半後に迫ったころ、チケットを探していたあの米国人観光客に、2人の学生が声をかけた。この観光客の男性は無事に、会場に入ることができた。一方、あの2人の日本人留学生はというと。誰でも入れるパブリックビューイング会場を見つけ、開会式を満喫していた。
VTRでも紹介した大会史上初めて何も燃やさない、100％電力による空飛ぶ聖火。それを一目見ようと、広場を訪れていた日本からの観光客の方とお話をしただが、これまでとは違う電力による聖火台の炎について桝太一は「気持ちとしては少しさみしいが、時代の変わり目としていいのかなとは思う。私はこれまで5大会、オリンピックの現場を取材してきたが、今回、パリを取材してみて、まず最初に感じたことは、もしかすると今大会が時代の変わり目になるんじゃないかという感覚だった。実は今、この中継場所から見えている範囲では、今大会のために新しく作られた会場というのは一つもない。10年後、20年後に振り返ったときに、この大会から時代が変わったよねと、そういわれるようなオリンピックが始まっているのかもしれないと感じている」とコメントした。
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パリ五輪の開幕式についてスタジオでコメント。丸山礼は「セーヌ川を船に乗って入場なさる皆さん、すごいロマンチックだなと思いましたし、あと、選手のみなさんのお顔も本当に誇らしくてすてき。セリーヌディオンの愛の讃歌が聴けるなんて、もうすごい衝撃的でしたし、いろんなご病気を乗り越えた中で、あのステージに立つこのもうすばらしい迫力のある感じがもう、本当に胸熱で、パワーを頂いた。」高尾美穂は「近代オリンピックってもともと女性アスリート、参加できなかった。でも、第2回のパリ大会からは女性アスリートが参加できるように一応なって、そして今大会では、参加者の枠が、男性アスリート、女性アスリートと同数になるという、今、ジェンダーの観点からも心が熱くなるような、うれしい大会。」とコメントした。準決勝に進出した池江選手は、全体12位で、決勝進出とはならなかった。ただ、レース後、自身のSNSを通して、4年後、リベンジに帰ってきますという力強いことば、そしてこれまでのたくさんの応援への感謝の気持ちを伝えていた。一方、オリンピック初出場高校3年生、17歳の平井瑞希選手は、全体7位で決勝進出を決めている。高尾美穂は金メダルを獲得した柔道の角田夏実について「階級を下げて、体重の階級を下げてのチャレンジって、すごいことだ」と話していた。
サッカー男子が、予選リーグ2連勝で、準々決勝進出を決めた。勝てば準々決勝進出が決まる日本はアフリカのマリと対戦。後半37分、佐藤恵允選手のシュートのこぼれ球を山本理仁選手が押し込み、日本が先制。しかし、終了間際、PKを与えた日本。外した！ここをしのぎ、1対0で逃げ切った日本は予選リーグ連勝で準々決勝進出を決めた。
テニスの大坂なおみ選手が1回戦に登場。ドイツの36歳、アンゲリクケルバー選手との元世界ランキング1位どうしの対決となった。最後はケルバー選手に突き放され、ストレート負けで初戦敗退となった。
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- アンゲリク・ケルバー大坂なおみ
日本と米国の外務大臣と防衛大臣が会談する、日米2プラス2が、東京都内で行われた。ある外務省幹部は、バイデン大統領は事実上、もう仕事はできないと話し、影響力の低下は避けられないとの見方を示した。別の政府関係者からは、だからこそ、今回の2プラス2が重要だとの指摘を聞いた。2プラス2を前にある政府関係者は、米国がどのような政権になっても、日米が外交安全保障で協力していくという方向性を確認することは、重要な意味があると話した。きょうの2プラス2で米国側は、在日米国軍に統合軍司令部を新たに設けて、自衛隊と指揮統制をより連携させる方針を表明した。また、外務防衛大臣どうしで米国が核兵器を含む戦力で日本を守る、拡大抑止について議論する会合も初めて行われた。日本側はこうした連携強化の方針を既定路線としたい考えで、ある外務省幹部は、誰が大統領になっても影響力がないよう備えていくと強調した。
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柔道女子52キロ級、阿部詩選手が、2回戦で世界ランキング1位、ウズベキスタンの選手に一本負け。 オリンピック連覇とはならなかった。
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フランス・パリから中継。本来は昨日スケートボード男子ストリートを取材予定だったが悪天候のため延期となったそうで、桝太一は生で見られなくて残念だが日本から応援したいなどと話した。
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エンディング映像。