フランスは41.6℃を今月1日に記録した。去年の7月の平均最高気温は26℃だった。ポルトガルは46.6℃を記録したが、去年6月の平均最高気温は25.3℃だった。スペインのマドリードは46℃を記録したが、去年6月の平均最高気温は29.7℃だった。アメリカのボストンは約39℃を記録したが、去年6月の平均最高気温は26.7℃だった。韓国は40.2℃を観測。例えばドイツでは38℃超を観測し、先月以降、輸送ルートである川の水位が低下し、物流に支障がでている。フランスでは原子力発電所で原子炉の冷却に使われる川の水温が上昇し、原発を停止。専門家らが2100年までには毎年40℃超、猛暑は50℃となる可能性があると警告している。三重大学大学院・立花義裕教授によると「根底に地球温暖化の影響があり、温室効果ガスの排出量を本気で減らさないと、気温はどこまでも上がる。日本も30年後は45℃超が当たり前になりかねない」という。