世界屈指の美術商アクセル・ヴェルヴォールトは今、日本の茶碗に心を奪われていた。茶の湯で使われる道具は、なぜか今海外に響いている。その道具は今から450年ほど前の戦乱の時代に生まれた。千利休は高価できらびやかな道具を捨て、職人に身近な土で茶碗を作らせ、竹林から切り出した竹で花を活ける器を作った。千家十職は利休の家から託された道具を今も作り続ける職人たち。閉ざされた職人たちの営みを取材した。
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