トランプ大統領は23日国連で演説し、「大統領就任から8か月の間で、インドとパキスタンの紛争など世界の7つの紛争を和平に導いた」と主張、「国連の可能性の大半はまったく発揮されていない」と強く批判した。さらに「国連が不法移民を支援している」「ヨーロッパ諸国が移民により問題に直面している」と強調し「開かれた国境という失敗した実験に終止符を打つ時だ」と述べた。一方イギリスやフランスなどがパレスチナを国家承認を表明したことについて「イスラム組織「ハマス」によるテロ行為への大きな報償になっている」と批判した。気候変動問題については「世界が経験した過去最大級の詐欺」などと持論を展開した。
