中東レバノンに在住している日本人の退避に備え、午前8時ごろ、航空自衛隊の輸送機2機が境港市にある美保基地から出発した。中東レバノンでは、現地に拠点を持つイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」とイスラエル軍の交戦が続いていて、木原前防衛大臣がレバノンに滞在する日本人の国外退避に向けた準備のため、航空自衛隊の輸送機を周辺のヨルダンとギリシャに派遣し、待機するよう指示していた。外務省関係者によると、レバノンには現在50人ほどの日本人が滞在していて、このうち国外退避を希望しているのは10人ほどだという。
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