アメリカ・トランプ大統領がイランに対し無条件降伏を迫る中、イラン・ハメネイ師は「降伏はしない」と徹底抗戦の構え。今も激しい攻撃の応酬を続けているイスラエルとイラン。アメリカがイランに残る核関連施設への攻撃に参加するかどうかが焦点となっている。イラン側からホワイトハウスでの交渉を提案された明かしたトランプ大統領だが、「話をするにはもう遅いです」などと述べた。イスラエルはアメリカの介入を強く望んでいる。放送大学名誉教授・高橋和夫氏は「イスラエルは最初からアメリカを巻き込むつもりで戦争を始めたのかな」などとコメントした。トランプ大統領はイランへ向け「無条件降伏」を要求しているが、ハメネイ師は「侵略に降伏はしない」などと述べた。共同通信によると、イラン軍事筋はアメリカがイランへの攻撃に参戦した場合は中東の米軍基地に報復攻撃を行う方針だと報じている。日本時間のきのう、トランプ氏はNSC国家安全保障会議を開き、約1時間20分議論したという。アメリカ・ヘグセス国防長官は「もし決断が下されたら国防総省は実行に移す用意があります」と述べた。