イスラエルとイランが支援するレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との間で戦闘が続く中、アメリカのルビオ国務長官が仲介する形で、イスラエルとレバノンのアメリカに駐在する大使が協議に臨んだ。今後、停戦などをめぐって進展がみられるかが焦点。米国務省の当局者は対立する両国の高官による公式なハイレベル協議は1993年以来のことだとしている。ルビオ国務長官はレバノンのヒズボラとイスラエルとの停戦やヒズボラの影響力の排除に向けた枠組み構築につなげたい考えを示した。協議後、米国務省は声明を発表。イスラエルとレバノンによる直接交渉の実施に向けて生産的な協議を行った。今後、互いに合意する時期や場所で直接交渉を実施することで一致したとしている。ただ、ヒズボラは協議に先立ち、交渉は無意味だとしている。中東情勢をめぐってはイランはレバノンへの攻撃停止を繰り返し訴えていて、レバノンでの戦闘の行方はアメリカとイランによる今後の協議にも影響を与えそう。
