昨日キリスト教カトリック教会のトップ ローマ教皇が集会で語ったのは中東などで続く戦闘への懸念。イラン攻撃を決めたトランプ大統領らが念頭にあるのか、世界はひと握りの暴君たちによって荒廃させられていると異例の強い口調で批判した。一方のトランプ大統領は、イランでの戦争は順調だ、我々は思うがまま何でもできる、戦争はまもなく終わるはずだと攻撃の成果をアピールした。国内で戦闘反対の意見が増える中、イランとの交渉を急ぐ構えのトランプ大統領。今週にもイランとの再協議が行われると予想、イランが将来核兵器を持たないことや核関連物質を差し出すことにも同意したと主張した。また交渉が行われるパキスタンに自ら乗り込むことにも意欲を見せた。合意後も中東で唯一戦闘が続いていたレバノン。ここを拠点にイランに味方するイスラム組織「ヒズボラ」を壊滅させるためイスラエルが攻撃を続けている。これをイランは停戦合意に違反していると反発。アメリカがイランとの協議を進める上での足かせとなっていた。こうした中トランプ大統領がSNSで、イスラエルとレバノンが日本時間今日午前6時から10日間停戦することで合意したと発表した。アメリカメディア「アクシオス」は、トランプ大統領がネタニヤフ首相に再三電話をかけて説得したと報じた。イスラエル高官はトランプ大統領が停戦を強行したとまで語ったという。トランプ大統領主導で実現したとみられるレバノンでの停戦。1か月半に及んだ戦闘でレバノンでは2100人以上が死亡している。レバノンで活動する国境なき医師団のタニア・ハシェム氏は、医療用シェルター、救急車までひどい被害を受けている、空爆の激化で避難民が急増していると話す。停戦後には早速自宅に戻る住民の姿がみられた。ただレバノン側ではその後もイスラエルからの攻撃があったとの報告もある。
